2015.02.15
イキイキ健康!!毎日ハツラツ☆今日もはりきゅって行きましょう!!
こんにちは、院長の塩見です。(^o^)丿
今年度も年に5回開催された京都府鍼灸師会主催の生涯研修会も5回目となりました。
1年が経つのは早いですね。
毎年恒例の勉強会で毎回朝から夕方まで西洋医学や東洋医学を勉強しスキルアップする時間です。
今回は、黄帝内径素問の上古天真論(分かりやすく言うと東洋医学的養生法)についての講義や耳ツボ療法で薬物依存の患者さんを治療している治療報告や始原東洋医学(気を感じて行う鍼灸治療)についてや鍼灸臨床における安全対策などについて勉強させていただきました。
始原東洋医学は以前にも講義を聞いたことがありましたが、すごく興味深い治療法でした。中国最古の医学書である「黄帝内径(こうていだいけい)」では、その当時ツボの流れ「気」を感じる人が大勢いたためツボの流れが分かったのだと考え、現代人が失っていった勘のようなもの(五感ではなく)と考え修練によってそれを感じるようになり治療に用いている流派です。病気になると経絡の流れが変わりそれを見ながら治療をするというものでした。
私達鍼灸師は、エビデンス(科学的根拠)に基づく治療により国家資格をいただいていますが、現代科学では計れない「気」を理論の中心に置いた東洋医学を基に治療を行っているため、大変興味深い講義でした。
毎回何か得るものがあるので楽しみにしています。
何はともあれ、生涯研修会が無事終わり、今年も必要履修単位もクリアしました。この勉強を臨床に活かしていきたいと思います。
ご予約優先
※第1週の木曜日は、休診させていただきます。